からしそばが大人気の中華料理屋「柿屋」が7月18日で閉店するという情報が流れている。
以前にも閉店するというデマが流れたが、今回は多くの人が「柿屋閉店するらしい」ということを話しているため信憑性が高い。
多くの人に愛されている柿屋だけに閉店を嘆き悲しむ人が多い。
最近はからしそばの具も販売され自宅でもからしそばを楽しむことができる。
「おお!柿屋さん!
店は古いが売り方は
時代に乗ったな!
テイクアウト始めた!」
と歓喜の声をあげたが、それもつかの間。
閉店するらしい。
本当に閉店するかわからないが、もし閉店するとなれば理由は店主高齢化かもしれない。
毎日忙しく働く中で疲れも出てきたのかもしれない。
昼時は客がひっきりなしできて、一人で調理している。
見ていても「店主これは大変だ。毎日ご苦労様です」と思ってしまう。
スタッフのあのおばちゃん。いつもせかせかしてため息すらついている。愛想がないおばちゃんだがなぜか癒される存在だ。
奥さんなのか?メガネをかけた厨房にいるおばさん。いつも帽子をかぶっているが、20年前もその帽子かぶってなかったか?と思ってしまうほどいつも同じ帽子に見えてしまう。
そして容姿は変わらない。20年前も今も変わらない。若い時から老けていたのか。それとも若さをキープしているのか。
そして最近はおじさんスタッフまで投入されている。4人体制で動いている柿屋を見ると「これからも元気に営業してくれるのだな」と感じていたが、そうではなかったのか。
柿屋がなくなったら我々は何を求めて生きていけばいいのか。
給料が入ったら、その金を握りしめて柿屋に行くことが喜びであった。
「からしそば!」
と注文することが人生の喜びであった。
それが言えなくなるなんて。
あの味を楽しむことができなくなるなんて。
もし柿屋が閉店したら
私の人生も閉店しようか。
柿屋のない人生なんてありえない。